台湾旅3日目③ 鼎泰豊(ディンタイフォン)が憎たらしいほど素晴らしいというお話。
MRT「東門」駅を降りると「永康街」(ヨンカンチェ)という街です。
この街はお洒落なカフェや雑貨屋さんなどが集まる街として人気があるそう。
そして何より台湾で一番有名ではなかろうかのレストラン
「鼎泰豊」(ディンタイフォン)の本店がある街です。
駅を出てすぐありました「鼎泰豊」本店。
かつてアメリカの「ニューヨークタイムス」で「世界10大レストラン」に
選出されてから一躍有名になったこのお店。
今では世界中に進出してますね。
日本にもあります、行ったことないですがw
元々はレストランではなく「油屋さん」だったそうです。
副業で始めた「小籠包」が地元の方々にとても評判で、
いつしか「油屋さん」は完全にたたんで、
レストランとして知名度を上げていったとか。。
歴史なんかを調べると中々興味深い生い立ちですね。
「1人」と「絶対長時間待ち時間」を想定していたので
最悪違うお店で食事にしようかと思っておりましたが。。。
まさかの「15分」待ち!!!
待つの苦手な僕でもこれなら待てます 笑
入り口のスタッフさんに「1人でも大丈夫ですか?」と尋ねると
快く「もちろんです!」と返答がありました。良かった(#^.^#)
入店。
時間的に15時くらい、丁度ピークタイムを外した感じになったのかな?
とてもスムーズに入店出来ました。
が。。
まさかのカップルさんとの相席w
台湾では「相席」は当たりまえの世界なので予想はしてましたが。
中国大陸の方かな?逆に日本の人じゃなくて良かったかも。気遣いますよねー
2人は全く気にしてない様子。文化を垣間見ました。
ダメな大人なのでやっぱりまずはビール。
台湾ビール 金牌の生 160元≒616円
もはや安定の美味しさ。
海外の瓶ビールとかラッパ飲みで飲むのが大好き(特にビーチとかでは)
なのですがここはちゃんとしたレストランなので、TPOをわきまえて
ちゃんとグラスに注いで飲みました。手酌は切ないw
前菜に「紅焼茄子」茄子の醤油煮 110元≒423円
少し甘辛いそぼろ肉と茄子の煮物です。ビールが進みます。
ごま油の風味も素敵な一品。意外とこってりしてます。美味。
(って言うか茄子好き。)
出ました「小籠包」(シャオロンパオ)!!!10個で220元≒847円
スタッフの方が懇切丁寧に食べ方を教えてくれました(#^.^#)
お。。
美味しい。。!!!
申し訳ないけど「九份」でうっかり食した小籠包とは
「別物」です。(あれはあれで美味しかったのですが)
持ち上げただけで分かります。煮凝りが溶けてぷるぷるしております。
中のスープがレンゲを席巻します。熱い!うまい!熱い!美味しい!!
「鼎泰豊」の小籠包にはかなりこだわりがあるらしく、
皮のヒダまで一個につき「16ヒダ」と決まっているそうです。
味もさることながら色々感心してしまいます。
「炸排骨」(バイクー)130元≒500円
これは日本でいう所の「とんかつ」に近いです。
ブラックペパーかな、少しスパイシーな味付けで衣も薄めでカリカリ。
スパイスも数種類使ってそうですねー
これをご飯に乗っける「炸排骨飯」(バイクーファン)なるものも
あるそうな!!!そりゃ美味いよね絶対!!
また新しい好物料理が増えました(#^.^#)
調子に乗って
「豚肉のチャーハン」190元≒731円も頼んでしまった。
とても上品に丁寧に作られているのが分かります。
油の加減が絶妙でぜんぜんしつこくないです!!!
ま、チャーハンは少しくらい油ギトギトな乱暴なチャーハンのほうが
個人的には好みなのですがw
セレブが食べるチャーハンってこんなんだろうなー
などと勝手に解釈しておりました。上品。
うーん。
大満足です。(お腹はちきれそう)
「鼎泰豊」の人気の所以は
その料理だけにあらず、
特筆すべきなのは「スタッフ」の質だと感じます。。
誘導から接客、料理の説明や気遣い、
お客様の利き腕をきちんと把握した上での提供
片言の日本語でも「伝えよう」と言う意思。
飲み物のお替りのおすすめなど、
こういった「ホスピタリティ」は
日本のお家芸だと思ってましたが、
「鼎泰豊」はかなり高レベルでスタッフの教育がなされてます。
しかも全く「いやみ」を感じさせないところが憎たらしくもあります笑
悔しいけど、本当にとてつもなくいいお店です(#^.^#)
来る前は「ちょっとミーハーかなー」なんて思ってましたがとんでもない。
間違いなく「名店」です、「鼎泰豊」!
1点だけ不満があるとすれば
間違いなく「待ち時間」でしょうね。(僕は今回ほぼ待ちませんでしたが)
日本語も通じる事が多いので
ぜひ予約して行かれてみては如何でしょうか。
長くなりましたが
「鼎泰豊」(ディンタイフォン)の感想でした(#^.^#)
食後の運動は「永康街」(ヨンカンチェ)の散策へ参ります。
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